執筆者
医療法人 晃司歯科医院
院長 増田 晃司 (ますだ こうじ)
資格・所属学会
- 医学博士
- 日本口腔インプラント学会認証医
- 日本糖尿病協会認定歯科医師
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
- 日本歯科医師会 生涯研修総合認定医
- 日本口腔インプラント学会
- 国際審美学会
歯科検診は、虫歯や歯周病などのお口のトラブルを早めに見つけるための大切な機会です。歯が痛い、歯茎が腫れた、詰め物が取れたなどの症状が出てから受診すると、すでに治療が必要な状態まで進んでいることがあります。
虫歯や歯周病は、初期のうちは自覚症状が少ないことも多く、自分では気づきにくい病気です。見た目には問題がないように感じても、歯と歯の間や詰め物の下、歯茎の中で少しずつ進行している場合があります。
医療法人 晃司歯科医院では、しっかり検査を行い、お口の状態を分かりやすく説明したうえで、必要な治療や予防をご提案しています。症状が出る前から定期的に確認することで、大切な歯を長く守ることにつながります。
歯科検診では、歯だけでなく、お口全体の状態を確認します。虫歯の有無だけを調べるのではなく、歯茎、噛み合わせ、詰め物・被せ物、口腔内の清掃状態なども確認します。
検診では、主に次のような点をチェックします。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、小さな変化が見つかることがあります。早めに気づくことで、治療の負担を抑えられる場合があります。
虫歯は、初期の段階では痛みが出ないことがあります。しかし、歯に穴が開いた虫歯は自然に元に戻ることはありません。進行すると、詰め物や被せ物が必要になったり、神経の治療が必要になったりすることがあります。
歯周病も、初期のうちは痛みが少なく、歯みがきのときの出血や歯茎の腫れ程度しか症状が出ないことがあります。そのまま放置すると、歯を支える骨が少しずつ失われ、歯がぐらつく原因になることがあります。
歯科検診を定期的に受けることで、虫歯や歯周病の小さなサインを見つけやすくなります。早く見つけ、早く対応することが、歯を守るための近道です。
歯科検診でお口の状態を確認したあとは、必要に応じて予防処置を行います。毎日歯を磨いていても、歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあります。歯と歯の間、奥歯の溝、歯茎の境目などは、特に汚れが残りやすい場所です。
歯科医院でのクリーニングでは、歯垢や歯石、着色汚れなどを取り除きます。歯石はご自身の歯みがきでは取れないため、定期的なケアが必要です。お口の中を清潔に整えることで、虫歯や歯周病の予防につながります。
フッ素は、歯を強くし、虫歯になりにくい状態を目指すために用いられます。お子さまだけでなく、虫歯を繰り返しやすい大人の方にも役立つことがあります。お口の状態に合わせて、必要な処置をご提案します。
検診では、磨き残しやすい場所も確認します。患者さまのお口に合わせて、歯ブラシの当て方、フロス、歯間ブラシ、タフトブラシなどの使い方をお伝えします。自分に合ったケアを知ることで、ご自宅での予防が続けやすくなります。
歯科検診は、痛みがある方だけのものではありません。今のお口の状態を知り、これからのトラブルを防ぐために受けていただきたいものです。次のような方は、一度検診を受けることをおすすめします。
お口の状態は、年齢や生活習慣によって変わります。定期的に確認することで、その時期に合ったケアを見つけることが大切です。
当院では、お子さまからご高齢の方まで、幅広い年代の歯科検診に対応しています。お子さまには、虫歯予防や歯みがき習慣の確認、生え変わりのチェックを行います。大人の方には、虫歯や歯周病、詰め物・被せ物の状態を確認します。
ご高齢の方は、歯だけでなく、入れ歯の状態、噛む力、飲み込みにくさ、お口の乾燥なども大切な確認ポイントです。必要に応じて、訪問歯科診療での検診や口腔ケアにも対応します。
歯科検診は、お口の健康を守るための入り口です。症状が出てからではなく、日頃からお口の状態を知っておくことで、安心して毎日を過ごしやすくなります。
歯科検診の間隔は、お口の状態によって異なります。虫歯や歯周病のリスクが高い方、治療した歯が多い方、歯石が付きやすい方は、短い間隔での確認が必要になることがあります。
大切なのは、無理なく続けられるペースで通うことです。定期的に検診を受けることで、お口の変化に早く気づき、必要な治療や予防につなげることができます。
医療法人 晃司歯科医院では、東三国の地域の皆さまが、ご自身の歯で食事や会話を楽しめるよう、検査、説明、予防を大切にした診療を行っています。しばらく歯科検診を受けていない方も、まずは今のお口の状態を確認することから始めましょう。